タイヤ基礎知識

 タイヤの軽点マーク(バランスマーク)
・バランスマーク
 新品のタイヤのは、黄色のペイントで印が付けてあります(国産品)。
 これはタイヤの一番軽い点を示しています。
 タイヤの軽い点と重い点を組み合わせると、重量バランスは良い方向になります。
 通常は、バルブの位置に合せます。しかし、リムによってはバルブ位置が、必ずし
 も重くはなりません。最終的にはバランサーでバランスを取ることが必要です。

・ホイールバランス
 タイヤとリムを組み合わせたホイールは、通常いくらかの重両バランスの狂いがあ
 ります。
 重量バランスの事をただ単に『バランス』と言います。

 正規にバランスを取る方法《チューブレスの場合》
1) 古いタイヤを取り外した後、リムにバルブを取りつける
2) タイヤを組む前にリムのみのバランスを取り、その最も重い点に印をつける。
3) この重い点とタイヤの軽点マークとを合せて組む。
4) 窒素又は空気を充填する。
5) リムラインが両側全周正規に出ている事を確認、もし出ていなければ内圧を抜
   いて正規に入れ直す。
6) 正規に組みあがったホイールに規定圧を入れて、バランスを取る
  ※ホイールにブレがある場合は、きちんと取れない場合がある。

 新品タイヤは慣らし走行が必要
・慣らし走行
 新品のタイヤはトレッド表面と中のゴムとは特性が異なっている為、表面が剥れる
 までは、全く異なった動きをします(グリップしない事が多い)。
 したがって約100km走行するまでは、絶対に無理な運転は控えてください。
  ※タイヤ本来の性能は、一皮剥いてから本来の性能を発揮します。
    一般的に言われる『一 皮 剥 く』がこれに当たります。
・振動の種類
 車体に発生する振動は、車体に起因することが多いがホイール系に起因する事も
 ある。
 ホイール系とは、リム、タイヤ、ベアリングその他の組む合せによるものを言います。
 ここではリム、タイヤ、ベアリングによるものを取り上げます。
 振動の原因は振動の大きさ、周波数などその質によってある程度判断できます。

 《 主な振動の種類と原因 》
シミー



    原因
ハンドル回りの小刻みな振動を言う
低速シミー 40〜50km/hで発生
高速シミー 100〜120km/hで発生

1)ホイルバランスの狂い
2)タイヤと車体のマッチング
3)タイヤの振れ
ウェーブ

    原因
車体がねじれるようなゆるい振動の事

1)タイヤの前後性能バランスの悪さ
2)タイヤと車体のマッチング
立、横振動

    原因
前輪、後輪の上下方向、又は左右方向の振れの事

1)タイヤ、ホイール自体
2)前後タイヤの組み合わせ
3)バランスの不良
チャタリング

    原因
高速でカーブを曲がる時フロントのグリップが安定せず断続的に
半滑り状態になる事

1)空気圧が適正でない
2)タイヤの製品不良
3)タイヤの耳が均等に出ていない
4)フラットスポットが出ている


窒素ガス